「ルベル イオセラムクレンジング」についての説明
「ルベル」は大手サロン用品メーカー「タカラベルモント」系列のブランドです。
有名な商品で言いますと、スタイリング剤の「トリエ」、そしてこちらの「イオ」シリーズ、格安でサロン品質を実現した「ナチュラルヘアソープ」シリーズなどが、ロフトや東急ハンズでは定番アイテムの1つになっていますね。
どの商品もシンプルながら高品質で、使い勝手のいいものが揃っています。
「ナチュラルヘアソープ」や「トリエ」は、ごくたまにドラッグストアでも見かける商品です。
「お手軽にサロン品質のヘアケアアイテムを試したい」という方は、もし見かけたらチェックしておくと良いかもしれません。
成分について
水、ココイルメチルタウリンNa、コカミドメチルMEA、スルホコハク酸ラウリル2Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルβ-アラニンタウリン、TEA、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、プルケネチアボルビリス種子油、グリチルリチン酸2K、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-47、ラウレス-4カルボン酸Na、テトラオレイン酸ソルベス-60、PEG-60、水添ヒマシ油、PPG-3カプリリルエーテル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、BG、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、エチドロン酸、安息香酸Na、メチルイソチアゾリノン、香料
この商品の成分をおおまかに分類いたしますと、
水や防腐剤、酸化防止剤、香料を除けば
・洗浄剤(界面活性剤)
・質感調整剤
・ブルケネチアボルビリス種子油
・グリチルリチン酸2K
のみとなっています。
クレンジングシャンプーである以上、キモは当然洗浄剤ですから、まずはその他の成分から。
まず、質感調整剤として「ポリクオタニウム-10」と、同じく「ポリクオタニウム-47」の2つが配合されています。
これらはメリットの記事で詳しく説明しましたが、「カチオン性ポリマー」と呼ばれるものです。
リンス効果によってきしみを少なくするほか、しっとりした質感を与えてくれます。
配合し過ぎるとヌルヌルする欠点がありますが、このシャンプーにおいてそういった問題は見られません。
「ブルケネチアボルビリス種子油」は、一般に「インカインチ」と呼ばれる植物から採れる油脂です。
ペルーが原産であることから「インカ」の名が付いているようですね。
ビタミンEを多く含みアンチエイジングが期待できることから、近年注目されている植物性油脂です。
「グリチルリチン酸2K」はこれまでにも何度か紹介させて頂いた、優秀な抗炎症作用を持つ成分ですね。
それ以外はほぼすべて洗浄剤です。
ベースは「ココイルメチルタウリンNa」。
刺激は非常にマイルド。
それでいてある程度しっかりと洗え、さっぱり感のある、バランスに優れた洗浄剤です。
第2位の配合量である「コカミドメチルMEA」は泡立ちを良くし、使用感を向上させてくれます。
第3位は「スルホコハク酸ラウリル2Na」。
泡立ちと洗浄力に非常に優れた洗浄剤です。
刺激は全くないとは言いませんが、おおよそほとんどの方は問題なく使用できるかと思いますし、そもそもこの商品の場合はそれ程配合量が多くないので、気にする必要はございません。
最後に紹介させて頂きたいのが「テトラオレイン酸ソルベス-60」や、「PEG-60水添ヒマシ油」といったクレンジング成分。
これらは肌にとっては非常にマイルドですが、ワックスや余分な皮脂などの油分を浮かし、結果として洗浄力をアップさせてくれます。
これにより、この「イオセラムクレンジング」は、低刺激でありながらスタイリング剤の落ちが非常に良い、という理想的なクレンジングシャンプーとなっています。
実際に使ってみた
「洗う」ということに関しては素晴らしい商品です。
軽く手を動かすだけで心地よく泡立ちます。
泡質はモッチリというよりもフワフワ。
香りも非常に上品ですね。
公式では「透明感のあるフローラルグリーンの香り」とあるように、カシスを基調とした軽やかな香りです。
仕上がりはさっぱりふんわり。
まとめ
シンプルながら使いやすい、ルベルさんのの良い点が良く表れたシャンプーです。
コストパフォーマンスの良さ・ロフトや東急ハンズで手軽に買える点など、単純な使用感以外にも使いやすさのポイントがあります。
良いシャンプーです。
ご覧いただきありがとうございました!
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