ラク太です!
さて、今回のテーマは「市販シャンプーとサロン専売品との違い」に関して。
非常によく論じられるテーマではありますが・・・
その割に「これ!」っていう答えがあまり無いんですよね。
私自身も今すぐに明確な答えを出せと言われても難しいものがあります。
ですので、一つの記事で答えを出すのは最初から諦めるといたしまして・・・
「ちょっとしっかりした記事を書く時間が確保できないな・・・」という時の、不定期企画とさせていただきます。
(この記事を書いている今も正直時間があまり無いです・・・笑)
なので非常にゆる~い記事となってはしまいますが、個人的にその方が性に合っているかな、と思いますので・・・
ご容赦いただきたいです。
「絶対にこれは違うな」と思うもの
私が耳にしたことのある「市販シャンプーとサロンシャンプーとの分類法」の中で、「明らかに間違っている」と感じるものです。
まずその一つ目が・・・
「市販シャンプーはサロンシャンプーを水で薄めたようなもの」?
これですね。
そこまで一般的な考え方ではないかと思いますが・・・
昔、基本的には非常に理にかなった美容への考え方をされているインフルエンサーさんが、突然こんなことを仰り、非常に驚いた経験がございまして・・・
個人的に印象的な分類法です。
まず何がおかしいかと申しますと、シャンプーとは洗剤です。
よく怪しいダメシャンプーの宣伝で「市販のシャンプーで頭を洗うのは洗剤で洗っているのと一緒です!」なんてものがありますが・・・
大丈夫です。
汚れを落とすためのものなんですから。
(余談ですが、上記のうたい文句を使用している商品は、たいてい「シャンプーが駄目ならトリートメントで洗いましょう!」という結論になりがちです。そして、当ブログでは何度か述べている通り、基本的にトリートメントとはシャンプーよりも格段に肌への刺激が強いものです)
確かに洗剤ではありますが、水で薄めることによって刺激を和らげ、毎日安全に使用できるようになっているのです。
大体、水が7割、界面活性剤が2割、その他が1割といったところでしょうか。
それだけの量の水が、安全を確保するために使用されています。
それを、水で薄めるなというのは・・・
肌にとって刺激になるのはもちろん、近年のシャンプーの理想である「必要以上に洗いすぎない」という考え方とも相反するものですね。
「天然成分〇%以上」という考え方
最近、本当によく聞きますよね・・・
「オーガニックに拘りました!」くらいなら全然可愛いものなんですが、
こうして数値で出されると、なんだか権威的と言いますか・・・
いかにも「この数値が高ければ高いほど良いんだ!」と感じてしまいますよね。
この「天然成分〇%」という基準はシャンプーに限ったものではなく、コスメ全般に使われているものですが・・・
少なくともヘアケア業界において、個人的によく見るようになったと感じたのは2~3年ほど前でしょうか?
その時、こうした風潮を主導していたのは、なにも国際的な機関だとか、有名な学者ではなく・・・
なんてことのない広告会社が主に広めていた記憶があります。
具体名は挙げませんが当時、これでもかというくらい積極的に広告を打っていたシャンプーとして、3つぐらいの商品名が挙がります。
(詳しい方は商品名が思い浮かぶかもしれませんが、一応ことわっておきますと、それらのシャンプーは品質としては本当に素晴らしい商品です。
もちろん、イマイチな広告会社を雇ったというのは過ちと言えるでしょうが・・・)
私自身、クラウドソーシングで化粧品の広告ライティングの仕事をした経験があるんですが・・・
こうしたネット広告って、何人ものライターを雇って、
・ライター①「この化粧品がヤバい!最高!」
・ライター②「①さん達もオススメする化粧品が凄すぎる!」
・ライター③「今ネットでこのコスメが大人気!」
みたいに、今で言うところの「バズる」現象に錯覚させるのが非常に上手いんですよね。
もちろんこれは個人的な当時の印象ですので、確たることは言えませんが・・・
少なくともヘアケア業界においては、こういった経緯で広まっていったのではないかな?と感じています。
次回に続く?
ぶつ切りですみませんが、こんな感じで時間が無い時の雑記として、今後もちょくちょくこのテーマを軸にゆる~く触れていきたいと思います。
このテーマについて突き詰めて考えていくと、ヘアケアというものを浅く広く網羅できるように思えるので・・・