コスメコンシェルジュのラク太です!
今回の記事は前回に引き続き、「ココナラの格安記事パック」をレビューする内容となっています。
前回は「格安記事を使うとGoogleからペナルティを受ける危険があるからやめよう」という話でしたが、今回はそもそも「書いてある内容そのものはどうなの?」という記事となっています。
記事パックの内容は自分では選べない仕様だったのですが、いくつか美容系の記事もあったので、今回はそれをレビューしていきます!
記事①・美肌クリームの選び方
この頃は、美肌クリームを開発製造している会社が数多くあります。 ですが、せっせといい美肌クリームを使用しているのにもかかわらず肌がきれいにならないこともあります。 さほど金額のかかっていないクリームでも効果的だったという方もいるようです。 身近な人が絶賛しているから自分も使ってみたけれど、期待したような効果が出なかったという人も少なくありません。 美肌クリームは少量を購入して試しに使って、肌の具合が改善されたら自分の肌に合っているということになります。 自分の肌にいい美肌クリームを日課として用いてください。 どのようにして美肌クリームを使えばいいでしょう。 いくらよい美肌クリームといっても、必要量以上を使っても意味がありません。 かえって肌のトラブルを招くこともあります。 使用量については、高級な美肌クリームをケチりながら使っていて、毎日わずかしかつけないという人もいます。 いつまでも使い終わらない美肌クリームは段々質が悪くなりますので、どんなにいいクリームでも肌へのいい影響がなくなってしまいます。 古い美肌クリームを使い続けていても、肌にいいことは何もありません。 美肌クリームは賞味期限が記入されていませんが、購入してから半年ぐらいで使いきるようにするのも美肌を作るのに重要なことです。
感想
まずは、前回の記事で取り上げた「美肌クリームの選び方」という記事について。
とりあえず要約しますと、
①美肌クリームは高いから良い、安いから悪いというわけではない。自分に合うかが大事
②塗り過ぎは逆効果だが、かといってケチるのもNG
③使用期限は購入してから半年
といったところでしょうか。
こうしてみると、意外と言っている内容は悪くありません。
まず、①に関しては完全に同意です。
たまにドラコスなどのプチプラコスメを批判して高価格帯のコスメを勧めたりする方がいますが、「本人が問題なく使っている=その人に合っている」ということですので、批判する理由は何もありません。
特に最近のドラコスはハイクオリティで、1000円もあれば十分に優秀なアイテムが手に入りますしね。
(個人的にドラコスでは「なめらか本舗」シリーズが好きです)
②に関してももっともで、日本人は油分よりも水分の不足からくる乾燥肌の方が多いので、クリームによる油分の補給はそこまで必須というわけではありません。
やや少なめの使用で十分だと考えています。
③に関しては微妙ですね。
もちろん早めに使い切ったほうが良いのは確かですが、「購入してから半年」というのは少し早すぎです。
化粧品の使用期限は基本的に、「製造から3年」とされています。
開封してからは早く使い切るべきで、3ヶ月ほどが目安となるでしょうか。
とにかく全体としまして、ところどころ言い回しが気になるものの、とくだん的外れな内容ではないと思います。
記事②・スキンケアにはスキンリペア化粧品がおすすめ
スキンリペア化粧品という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。スキンリペアとは、果たしてどのようなもののことでしょう。
スキンリペア化粧品に用いられている成分には、コラーゲンや、ビタミンなどがあると言われています。肌の保湿力が大幅に失われていたり、何らかの要因で肌トラブルがなかなか治らないというときに、以前のコンディションに直すことが、スキンリペアです。
スキンリペア成分の入った化粧品を用いることで、毛穴の黒ずみをケアしたり、しみやしわを減らし、若々しいお肌になることが可能だといいます。肌の状態が良くなくて、うまく肌のターンオーバーができない場合には、スキンリペア化粧品を上手に活用しましょう。
毛穴が目立ってきたり、肌が乾燥してカサつくなどの症状が表れたら、スキンリペア化粧品をその部分に塗りましょう。スキンリペア効果のある化粧品を活用することによって、お肌のみずみずしさを取り戻すことが可能になります。スキンリペアのいいところは、効果の実感が早く得られることにあります。スキンリペア化粧品のバリエーションはとても豊富ですので、自分の肌との相性がいいものを探してください。
スキンリペア化粧品は、お肌の状態がよろしくないという人も、肌を元気にすることができるので、積極的に使ってみるといいでしょう。
最近肌荒れや肌のくすみが気になるという人はぜひスキンリペア化粧品を上手に活用してみましょう。
感想
2つめの記事は「スキンケアにはスキンリペア化粧品がおすすめ」と題されていたものです。
……これは酷いですね。
まず、初っ端から「スキンリペア化粧品という言葉を聞いたことがある人は多いと思います」と来ているんですが、私はコスメコンシェルジュですが、聞いたことがなかったです。笑
これを見て最初に感じたのが、「韓国コスメでよく使われる『肌再生』というフレーズをリライトツールにかけたら、『スキンリペア』になったのかな?」というものです。
ですが、その後には「スキンリペア化粧品=コラーゲンやビタミンが入った化粧品のこと」だそう。
韓国のいわゆる「肌再生」コスメで用いられる成分はシカ、すなわちツボクサエキスなどですから、これとは違うようです。
そもそも、美容に詳しい人なら「最近、肌再生ってワードを聞かなくなったな」と感じる人も多いかと思います。
実は「肌再生」って、「薬機法」という基準に思いっきり反する言葉なんですよね。
肌を「再生」なんて、もはや医学の域ですから、たかが化粧品なんかに出来るわけありません。
同様に「スキンリペア」もかなり危険なフレーズです。
資生堂さんが医薬部外品として「スキンリペアクリーム」を販売していますが、これは医薬部外品です。
しかし上の文章を見る限り、スキンリペアとはコラーゲンやビタミンによる保湿がメインのようですので、スキンリペア=医薬部外品とは限らないようです。
話の内容的にビタミンCによる美白化粧品の可能性もありますが、それだと「スキンリペア」というイメージには当てはまらないように感じます。
全体的に、「よく分からない記事だな」という印象ですね。
まとめ
今回は2記事を紹介しましたが、結論としては「まあまあ悪くない記事もあるが、ハズレの質が酷い」という印象です。
アタリの記事を3~4つほどまとめて、コラム形式にすると使えなくもなさそうです。
ですがそもそも日本語の言い回しに違和感があり、それを修正する手間を考えると、やはりコスパはイマイチに感じますね。