ラク太です!
当ブログをご覧いただいております皆さま、誠にありがとうございます!
本日は昨日のシャンプーに引き続き、「エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメント」の記事となっております!
さて突然ですが、私は基本的に「ライン買い」をあまり推奨しておりません。
シャンプー・トリートメントを同じブランドの同じシリーズで揃える、というものですね。
それはなぜか?ということですが・・・
今回は「エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメント」の紹介をしつつ、その点についても考えてまいりましょう。
「エイトザタラソ ディープリペア&アクアモイスト 美容液トリートメント」についての説明
昨日と同様、「アミノメイソン」でおなじみの株式会社ステラシードさんより、「エイトザタラソ」シリーズのトリートメントとなります。
個人的に、アミノメイソンはシャンプーよりもトリートメント、あるいはヘアオイルの方がオススメだと考えているんですが・・・
この「エイトザタラソ」シリーズは、昨日の「エイトザタラソ クレンジングリペア&モイスト 美容液シャンプー」を勧めますね。
とはいえ、シャンプーが良すぎただけで、このトリートメントも値段と容量、手に入りやすさを考えれば全く悪い商品ではございません。
むしろ良品の部類に入るでしょう。
ただ、ところどころ「これ本当に必要?」という部分が見られます。
そして、その無駄に思える部分というのが、多くの方々がシャンプーとトリートメントを選ぶ際に陥っている「勘違い」から来ているのではないか?というのが、今回のお話です。
成分について
ベースとなるコーティング剤は「セテアリルアルコール」と「ジメチコン」。
「ジメチコン」は最も一般的に使用されるシリコンの一つですね。
一昔前に盛んに言われた、安全性の問題などはなんら気にする必要はございませんが・・・
髪をがっちりコーティングするので、あまりにもマイルドなシャンプーと組み合わせる際は注意が必要です。
「セテアリルアルコール」は高級アルコールとよばれる油分で、シリコンと比べて軽めの質感を生みます。
どちらも非常にベーシックで、これだけでは平凡に終わってしまいますが・・・
ここに、昨日のシャンプーにも配合されていた「キトサン」が加わります。
上質な手触りに加え、髪に抗菌作用をもたらす、優れたコーティング剤ですね。
シャンプーでは微量の配合で、ハッキリと実感できるほどではありませんでしたが、
このトリートメントでは「キトサンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド」と「キトサン」の2種を配合することで、より効果を高めているようです。
私も実際に体験したところ、少しではありますがキトサン特有の、ツルっとした質感を感じられたように思います。
他に見どころと言いますと、髪の補修成分として働く「加水分解ケラチン(羊毛)」ですね。
ケラチンは、欲を言えば複数種配合することでより効果を実感できますが、1種類だけでも十分に評価のポイントです。
トリートメントとしての見どころはこの辺りでしょうね。
ここで冒頭に述べた「無駄に思える部分」に関してですが……
「美容液トリートメント」の名前の由来になっている「クリスマムマリチマムカルス培養液」、「リンゴ果実培養細胞エキス」、「ブドウ果実細胞エキス」といった「幹細胞エキス」の数々は、シャンプーならばともかく、トリートメントに使用してもイマイチ効果が薄いんですよね・・・
「クリスマムマリチマムカルス培養液」などはセラミドの生成を助ける働きがあり、「セラミドNG」「セラミドNP」「セラミドAP」といった各種セラミドも入っているため、ある程度しっとりはしますが・・・
セラミドの働きは厳密には、「肌のバリア機能を高める」というもので、一般的な保湿成分とはアプローチが異なります。
高価なセラミドや幹細胞エキスをトリートメントに使ったとしても、
実質的な働きというよりは、イメージ的な部分が大きいでしょうね。
シャンプー・トリートメントの「ライン買い」は、(基本的には)オススメできません
ですが、ここからが今回のもう一つの主題なのですが・・・
こうしたイメージ戦略というものは、別にステラシードさんだけの問題ではありません。
なぜかと言いますと、仮にステラシードさんが「トリートメントに幹細胞エキスを配合するのはイマイチだな」と考え、配合しなかったとします。
すると、当然ながらシャンプーは「美容液シャンプー」と名付けられても、このトリートメントには「美容液」とは使えませんよね?
(まあ、「美容液」の定義なんて適当ですから、名乗ろうと思えば名乗っても良いんですが・・・)
ですが「エイトザタラソ」を買うお客さんの中には「美容液」という言葉に惹かれて買われる方も多いでしょうから・・・
トリートメントに「美容液」と付いてなければ、不審に感じてしまいますよね。
こういった感じで、イメージ的な問題から余計な成分が入ってしまっているケースは割とあります。
これはもちろん、メーカーさんの問題でもありますが・・・
消費者の側としても一度考えなければならない点が、
「シャンプーとトリートメントに同じ成分が入っていたとして、嬉しいですか?」
ということです。
シャンプーやトリートメントに求める働きには様々あります。
ワックスをキレイに取り除きたい、髪のダメージをケアしたい、フケをなくしたい、カラーやパーマのもちを良くしたい、育毛成分が欲しい、ドライヤーの熱から守りたい、サラサラにしたい、しっとりさせたい、ふんわりさせたい・・・
あなたが求める働きは1つだけでしょうか?
2つ、3つくらいあるのではないでしょうか?
傾向として、例えば「髪をサラサラにしたい!」と考えておられる方は「サラサラになるシャンプー」と「サラサラになるトリートメント」を探そうとする傾向があるように感じます。
ですが髪をサラサラにする程度、トリートメント一本で十分に事足ります。
ならば、シャンプーはダメージケアを重視したものでも、スカルプケアを重視したものでも良いわけです。
そうすれば2つの悩みを一気に解決できますね。
そのように、シャンプーとトリートメントを自由に組み合わせることが一般的になれば・・・
我々消費者の側がよりシャンプー・トリートメントを楽しめるのはもちろん、
メーカーさんにも、それぞれより個性が出てくるのではないかな?と考えています。
実際に使ってみた
上述の通り、余計な成分もありますが、基本的には悪くない商品です。
香りはシャンプー同様「アクアホワイトフローラル」の香り。
アクアホワイトって何だ・・・?とは確かに感じますが、
実際使ってみますと透明感のある香りで、なんとなく「言いたいことは分かる」といった印象。
全体的にしっとり系ではありますが、コーティングがガッチリし過ぎという程ではないので、そこまで重たい質感にはなりません。
シャンプーの際には感じなかった、キトサンの質感もほんのりと感じます。
まとめ
めちゃくちゃ凄い!という程ではありませんが、悪くないトリートメントではあります。
ただ、シャンプーのようなアンチエイジング成分は意味が薄いということは頭に入れておかなければなりません。
本日もご覧いただき誠にありがとうございました!
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