コスメコンシェルジュのラク太です!
本日のテーマは「シニア世代の美のあり方」について。
「シニア世代の美容」について考える
「年齢を経ても美しくありたい」というのは当然の願いですが、近年では高齢化が進行していることもあり、これまで以上に「エイジングケア」に注目が集まっています。
ただ、一般的なエイジングケア化粧品のキャッチコピーを見てみますと、「30代からの肌悩みに」や「40代のシミ・シワに」など……
「エイジングケア」といっても、ターゲットはせいぜい40代ほどであることがほとんどです。
ではそれ以上、いわゆるシニア世代の美に対しては、どうアプローチすべきでしょうか?
今回はそういったお話です。
年齢に合ったコスメ選び・メイク選びを
先ほど「シニア世代をターゲットにした化粧品は少ない」と述べましたが、資生堂や花王(カネボウ)、POLAなどの大手メーカーでは、50代~をターゲットとするコスメブランドも存在します。
ポイントは「水分と油分のバランス」です。
肌質というのは人種によって千差万別で、日本人は「水分が不足しやすく、油分が不足しづらい」という傾向があります。
しかし年齢を経るごとに油分は失われ、シニア世代は「水分と油分、ともに不足しやすい」状態に。
そのため、両方をしっかりと補える丁寧なスキンケアが大切です。
また、年齢を経るとオシャレに対して消極的になってしまう人もおられますが、近年では華やかなメイクがシニア世代のトレンドとなっています。
シニア世代だからこそ、チャレンジングなメイク選びに取り組んでみてはいかがでしょうか。
シニア世代の化粧品選び・メイク選びに関しては、以下の記事も参考にしてください。
「姿勢」を正すだけで印象は変わる
「○○さんは高齢なのに背筋がまっすぐで格好いい」
そんな話をした経験はありませんか?
それだけシニア世代にとって姿勢の美しさというのは重要なものです。
正しい姿勢を保つために必要なのは「筋力」と「柔軟性」。
これらは年齢を経るごとに失われてしまいます。
もちろん疾患などにより正しい姿勢が難しい場合もありますが、ある程度はリハビリなどによって改善が可能です。
「正しい姿勢による美しさ」を目指したい方は、以下の記事も参考にされると良いでしょう。
趣味に寛容な老人ホーム選びを
高齢化の進行とともに、老人ホームやデイケア施設にも様々なバリエーションが生まれています。
その中にはメイクや趣味などに力をいれ、「年齢を経ても美しくある」ことを応援してくれる施設も。
老人ホーム選びは必要に迫られてから選ぶのではなく、余裕のあるうちに前もって選択しておきましょう。
認知症が進行したり、大きな疾患を患ってしまった場合には、自分で施設を選ぶことすら不可能になってしまいます。
施設選びには、以下のサイトがおすすめです。
まとめ・美とは「生き方」だと考えよう
「年をとってシミやシワが増えた」
「姿勢が悪くなった」
「白髪になったり、髪のボリュームが無くなった」
これらは当然の現象であって、仕方のないことです。
しかし、美とは「美しくあろう」という意識から生まれるもの。
現状を受け止めて、正しく向き合っていく姿勢が肝要です。