コスメコンシェルジュのラク太です!
本日紹介する商品は「ケアナノパック」。
名前の通り、小鼻などの毛穴目立ちにアプローチしたナイトパックです。
一般的な、洗浄や美白成分による「くすみ対策」的なアプローチとは大きく違った発想のコスメで、なかなか面白いと思います。
間違った毛穴対策で、小鼻のザラつきやたるみが気になりだした、という方には良いんじゃないでしょうか。
「ケアナノパック」についての説明
「ケアナノパック」は「北の快適工房」さんというメーカーの商品です。
「たまに聞く気がする」という印象のメーカーさんですね。
けっこう精力的に広告を打たれていたと思います。
さて、こちらは「毛穴開きにアプローチしたナイトパック」となっています。
詳しくは成分についての説明で行いますが、一般的な毛穴対策コスメとは一風変わったアプローチ方法ですね!
「毛穴の黒ずみ」というよりも「開き・ザラつき」に特にアプローチする形ですので、一般的な毛穴対策コスメと組み合わせても面白いでしょう。
「ケアナノパック」の成分について
こちらはナイトパックなのですが、そもそも個人的には「毛穴対策コスメでナイトパック」ということ自体が面白いなあ、と感じます。
非常にオイリーな構成
なぜかと言いますと、ナイトパックとは基本的にオイリーで非常にコッテリしたテクスチャで、濃厚な保湿感が一晩中続く……というものをイメージするかと思います。
ケアナノパックもその例に漏れず、「シクロペンタシロキサン」や「トリエチルヘキサノイン」といったオイル成分がメインに位置していますね。
ですが、一般的な毛穴対策コスメでは、こうしたオイリーな処方は好まれません。
毛穴の黒ずみの原因の1つに皮脂による毛穴詰まりがあります。
ですので、皮脂に似た性質をもつオイルも、出来るだけ避けられる傾向にあるんですね。
ですが毛穴対策用の洗顔料などは洗浄力が高いものが多く、洗顔後にしっかりと保湿をしてあげることは重要です。
またケアナノパックは黒ずみよりも開き・タルみに着目した商品ですので、あまり油分に関しては頓着していないのかもしれません。
油分は悪いことばかりではない
一般的に毛穴対策コスメでは避けられがちな油分ですが、悪いことばかりではありません。
油分には皮膚を柔軟にする働きがあり、間違った毛穴ケアでザラザラに硬くなった小鼻回りなどには効果的です。
特に、ケアナノパックに多く配合されている「野菜油」・「アンズ核油」・「アボカド油」・「カニナバラ果実油」・「ヒマワリ種子油」・「コメヌカ油」・「コーン油」といった植物油脂にはその傾向が高いと言えます。
毛穴が硬くなっているということは、開いた毛穴が閉じにくくなっているということです。
そうなれば毛穴開きが目立つのはもちろん、開いた毛穴に雑菌や皮脂が貯まって黒ずみの原因となってしまいます。
そのため、適切な形であれば油分を取り入れたケアも効果的です。
豊富なハリ成分
それ以外には一般的な毛穴対策コスメのようなビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMg)なども見られますが、全体としてはハリにアプローチするような成分が多く見られます。
代表的なものとしてはEGF(ヒトオリゴペプチドー1)などのペプチド類です。
これらの成分には、人が本来持っているコラーゲンやヒアルロン酸を作る力にアプローチし、ハリのある肌へと導く効果が期待できます。
一般的な毛穴対策コスメの「汚れをかき出す」イメージではなく、むしろその後、開いた毛穴をふっくらとさせて目立たなくするという感じですね。
実際に使ってみた
チューブから取り出しますと、このようにコッテリとしたクリーミーなテクスチャになっています。
またこの商品、ベルガモットのエッセンシャルオイルが配合されており、優しいシトラスの香りが好印象です。
使ってみた感覚としては非常にノビが良く、またオイリーな質感にもかかわらず馴染みが良い印象です。
「パック」の名の通り、肌にピッタリと密着するような使用感になっていますね!
まとめ
面白い商品ですが、黒ずみが気になるタイプの毛穴トラブルには、もう少しサッパリとしたスキンケアが合う場合も。
いくつか他の毛穴ケア化粧品と組み合わせたり、様子を見ながら適切なものを選んで使用するとベストでしょう。
商品以外では、ちょっと広告代理店があまり良いところを使っていないのかな?という印象です。
広告が過剰であったり、低品質のペラサイトを量産したりというのが目につきます。
商品そのものは決して悪いものではありません。
ご覧いただき誠にありがとうございました!
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※この記事は北の快適工房様のブログリポーターに参加しています。