コスメコンシェルジュのラク太です!
本日紹介する商品は「セルエフ」より「ドライケア メディカライザー」。
近年注目されている、「ヘパリン類似物質」を有効成分に使用した保湿クリームです。
セットのブースターや美容液も非常に優秀で、乾燥肌の人にはぜひオススメしたいブランドです。
「セルエフ ドライケア メディカライザー」についての説明
「セルエフ」は「日本ゼトック」さんという、創設から70年近く経つ老舗メーカーさんのブランド。
ゼトックさんは基本的にOEMがメインで、自分でブランドを立ち上げることは珍しいメーカーさんです。
そんな中でセルエフを打ち出してきたわけですから、かなり自信のあるブランドなのではないでしょうか。
今回は「セルエフ ドライケア メディカライザー」のほか、ブースターと美容液を紹介させていただきますが、いずれも「低刺激・高保湿」の基本を突き詰めたような商品になっています。
「セルエフ ドライケア メディカライザー」の成分について
「ヘパリン類似物質」は「乾燥による肌荒れを防ぐ」という役割をもつ有効成分です。
もともと「ヒルドイド」という薬が皮膚科で処方されていましたが、その美容効果に注目した美容マニアが薬を乱用するようになってしまったため、ドラッグストアなどで手軽に購入できる化粧品が開発されるようになった……という経緯があります。
「刺激を与えないこと」「しっかり保湿すること」の2つを守れば美肌が手に入るとされていますが、この「ドライケア メディカライザー」はそれを体現しています。
「グリセリン」や「BG」などの低刺激な保湿剤をベースに適度な油分をプラスし、ムダは極限まで排除しています。
乾燥性敏感肌の人にはピッタリでしょう。
「セルエフ ドライケア メディカライザー」を実際に使ってみた
セルエフシリーズは全て無香です。
付属のスパチュラですくってみると、まるでバターのように硬く濃厚なテクスチャ。
それでいて手に伸ばすとジワッと溶けていきます。
保湿力は抜群で、この後に紹介するブースターや美容液と組み合わせれば、まず乾燥とは無縁でしょう。
「セルエフ デリバリーブースター」について
こちらはセルエフのブースター、導入美容液です。
導入美容液らしいシンプルなつくりですが、それでもセルエフの低刺激・高保湿のコンセプトは生きています。
「セルエフ デリバリーブースター」の成分について
ブースターにハッキリとした定義はありませんが、「界面活性剤」が入っているのが特徴です。
この場合では「PEG-60水添ヒマシ油」などがそれにあたります。
界面活性剤といっても害のあるものではなく、低刺激なものを、少量のみ配合してあります。
界面活性剤には水と油を馴染ませやすくする効果があり、美容成分の浸透を助けてくれます。
ブースターは基本的にサッパリとした使用感のものが多いのですが、セルエフの場合はブースターだけでもしっかり保湿できるほど。
「ウィルブライド(PEG/PPG~グリセリン)」など、高機能の保湿成分が多数配合されています。
「セルエフ デリバリーブースター」を実際に使ってみた
サラサラのテクスチャ、肌なじみの良さなどはブースターらしい使用感です。
ただ、やはり一般的な導入美容液と比べて保湿感の高さを感じさせます。
肌あたりのまろやかさも好印象ですね。
「セルエフ インテンシブコンセントレート(EX)」について


セルエフでは、肌のサイクルに合わせて2種類の美容液を交互に使用することを推奨しています。
それが「セルエフ インテンシブコンセントレート」と「セルエフ インテンシブコンセントレートEX」の2つですね。
実をいうと、私自身はヘパリン類似物質が必要なほどの乾燥肌ではありません。
そのため、個人的には「ドライケア メディカライザー」よりも、こちらの美容液の方が注目のポイントです。
どちらも、本来ならばこれ1つだけでスキンケアが完了するほどハイクオリティの商品になっています。
「セルエフ インテンシブコンセントレート(EX)」の成分について


膨大な成分量があるため分かりづらいと思いますが……
基本的に「EX」はノーマルをより濃く、より保湿力を高めた形になっています。
ではEXの方が良いか?と言われれば必ずしもそうではありません。
そもそもセルエフはめちゃくちゃ保湿力の高いブランドなので、保湿力はノーマルでも十分です。
むしろ若い世代ですと、ノーマルくらいのほうが軽くて好み、という場合も多いでしょう。
特に注目すべきはセラミド・ポリクオタニウムー51・加水分解シルクの3つ。
それぞれ、
セラミドは「うるおいを与える」
ポリクオタニウムー51(リピジュア)は「水分を保つ」
加水分解シルクは「整え保護する」
という役割があります。
そうした3ステップのケアが、この美容液1つで出来るように配慮されています。
「セルエフ インテンシブコンセントレート(EX)」を実際に使ってみた


それぞれ、左(1つめ)の画像がノーマル、右(2つめ)の画像がEXになっています。
どちらも濃厚なクリームですが、EXの方が特にコッテリしたテクスチャです。
また、画像では分かりにくいですが、色もEXの方が白みが強く、油分の多さがうかがえます。
共通点としてはコッテリながらも水気が感じられる使用感だということ、バツグンの保湿力があるということが挙げられます。
ノーマルでも並みのオールインワン以上の保湿力がありますので、「2つとも買うのは……」という場合は、自身の肌質に合わせて選ぶと良いでしょう。
まとめ
価格は「ドライケア メディカライザー」単品で5,800円、今回紹介した4点をフルセットで15,900円です。
よくこの手の商品では、「普通に買うと割高、セットや定期なら少し安い」という価格設定になっていますが……
これはお世辞抜きでめちゃくちゃ安いです。
正直、成分や使用感からすると、
ブースター→5,000円
美容液→1万円×2
メディカライザー→8,000円
で、合計33,000円くらいでも良心的なレベルだと思います。
ですが、実際にはそれの半額。
セットや定期による割引を考えても、破格と言えるでしょう。
ご覧いただき誠にありがとうございました!
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※この記事はCELLEF様のブログリポーターに参加しています。