ラク太です!
本日は昨日に引き続き、パシフィックプロダクツさんとラインハルトさんのコンビから「プロアンドプロ スーパーソリューションヘアマスク」の記事となっております!
一般的に、「添加剤は悪くないがベースの洗浄剤がイマイチ」というシャンプーを作っておられるメーカーは、トリートメントの評価が比較的良くなります。
本日紹介するヘアマスクも、なかなか使い勝手が良いですね。
「プロアンドプロ スーパーソリューションヘアマスク」についての説明
昨日のシャンプーは「使用感は良いし、素材もそれなりだが意外と使いどころが難しい」という印象でした。
あれを見て思ったのが、「トリートメントに自信があります!」っていう美容室が、メーカーに勧められてシャンプーも作ることになった・・・
みたいな時に、よくあんな感じのシャンプーが出来るんですよね。
まあ、製造元のラインハルトさんと販売元のパシフィックプロダクツさんは、十分実績のあるメーカーだと思うので・・・
そのレベルでは物足りない気もします。
とにかく何が言いたいかと申しますと、シャンプーを使った際、直感としてトリートメントには期待できそうだと感じた、ということですね。
成分について
シャンプー後のゴワつきを解消するカチオンが「ベヘントリモニウムクロリド」、「ステアルトリモニウムクロリド」、「ジステアリルジモニウムクロリド」の3種。
これらはトリートメントには必須とも言うべき成分ではありますが、非常に肌への刺激が大きいので・・・
3種は少し多いかな、と感じます。
ただ、その分仕上がりは良くなりますし、「重度のダメージ毛向け」というのがコンセプトですから、
頭皮には絶対に付かないようにするなど、使う側が工夫してあげるべきかと思います。
添加剤は基本的にシャンプーと同様ですが、ケラチンが「ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン」と「加水分解ケラチン」の2種配合になっていますね。
なかなか効果的で、使い続ければしっかりハリ・コシが出てくるかと思います。
代わりと言ってはなんですが、ダメージケア・カラーやパーマ持ちの向上・抗菌など様々なメリットを持つ成分である「ヘマチン」が削除されていますね。
抗菌作用などは少量でも効果があるそうですから、僅かでもいいので残しておいて欲しかったですね。
あとはシャンプー同様、セラミド類似体による保湿、ダイズ油やスクワラン、ホホバエステルによるエモリエント効果、ビタミン類による抗酸化作用ですね。
シャンプーは色々惜しい部分がありましたが、使用感そのものは良かったので・・・
このあたりのセンスは間違いないと思います。
強いて文句を言うなら「酸化鉄」や「水酸化クロム」、「カラメル」に「クチナシ」と着色料がかなり多く、そんな無駄な部分に気を使わなくとも・・・
と思ってしまいます。
実際に使ってみた
手に取った最初の感想は「噛みかけのガム?」でした・・・笑
ちょっと汚らしい見た目と、ねちょっとした質感。
余計な着色料の結果がこれ?と思わずにはいられません。
香りはシャンプーと同じだと思いますが、同じオレンジでもシャンプーがビターな印象だったのに対し、こちらのヘアマスクは少し爽やかに感じました。
よくトリートメントは「水気を切ってから付けなさい」と言いますし、実際その方が効果的ですが・・・
ねちょっとした質感で伸びが少し悪く、あまり水気を切り過ぎると馴染ませにくいと思います。
仕上がりはなかなかに好印象ですね!
「ヘアマスク」と聞いてイメージする程のコーティング感はありませんが、その分適度に軽く、何よりツルツルした手触りはかなりのものです。
気に入る方も多いと思います。
まとめ
定価は2,000円ですが、Amazonなどを見てみますと1,000円ちょっとで購入出来るところも多そうです。
100点満点という感じではないですが、バランスよく高性能のヘアマスクだと感じますので、悪くない買い物だと思いますね。
昨日のシャンプーの記事でも触れましたが、個人的にこのメーカーさんはスタイリング剤に面白い商品が多いので・・・
そちらも気になっています。