コスメコンシェルジュのラク太です!
本日紹介する商品は「KAMIKA 黒髪クリームシャンプー」。
最近になって人気となっている「クリームシャンプー」というジャンルになりますね。
「使ったその日から黒髪になる!」ということはありませんが、白髪予防に期待のもてる成分を多数配合しているのが特徴です。
「合う人には凄く合う」といった印象の商品ですので、まずはサンプルからお試しいただくのも良いでしょう。
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「KAMIKA 黒髪クリームシャンプー」についての説明
皆さん、「クリームシャンプー」というものをご存知でしょうか?
別名を「ローシャンプー」や「クレンジングコンディショナー」と言い、通常のシャンプーのように液体を泡立てるのではなく、コンディショナーのようなクリームを髪と頭皮に揉みこんで使用します。
定期的にブームが訪れる商品で、今回紹介する「KAMIKA 黒髪クリームシャンプー」以外にも、ロングセラーのクリームシャンプーというものが存在します。
例えば代表的なものに「サボン」の「ローシャンプー」ですとか……
「ロクシタン」の「ナリッシングシャンプー」などが挙げられます。
これらのクリームシャンプーは良い点・悪い点がハッキリしているのも特徴で、そのため人によって合う・合わないもハッキリ分かれます。
カミカシャンプーの場合はサンプルも販売されていますので、まずはそちらからスタートすると良いでしょう。
クリームシャンプーのメリット・デメリット
何度も述べていますが、クリームシャンプーはその性質から、どうしても合う・合わないが出てしまいます。
そこで、代表的なメリット・デメリットをいくつか抜粋しました。
まあ、結局は実際に使ってみるのが一番ですので、不要でしたら読み飛ばしていただいてOKです。
クリームシャンプーのメリット①・髪に優しい
まずクリームシャンプーのメリットとして、「髪に優しい」ということが挙げられます。
クリームシャンプーというものは成分を見ますと、シャンプー(陰イオン界面活性剤)というよりはコンディショナー(陽イオン界面活性剤)に似た内容となっています。
そのため髪ダメージの元となるマイナスの静電気が発生しませんし、ワシャワシャと泡立てて摩擦によるダメージを負うことも少ないでしょう。
クリームシャンプーのメリットその②・使用感が快適
クリームシャンプーは使用感に非常に優れたものが多いです。
これも理由は上記と同様で、シャンプーというよりはコンディショナーに似た性質を持っているためですね。
「トリートメント不要!」を謳っている商品が多いですが、トリートメントで洗っているんですから、そりゃ不要ですよね。笑
ですが、そうしたトリートメントやアウトバストリートメントの手間が省けるというのもクリームシャンプーの快適性の1つと呼べるでしょう。
クリームシャンプーのデメリットその①・洗浄力に欠ける
通常のシャンプーは「陰イオン界面活性剤」や「両性界面活性剤」といった種類の界面活性剤をメインに使用しています。
これらは洗浄力に優れた界面活性剤ですね。
しかし、クリームシャンプーにも界面活性剤は用いられていますが、「陽イオン界面活性剤」や「ノ二オン界面活性剤」といった洗浄はあまり得意ではない界面活性剤がメインとなっています。
ではどうやって汚れを落とすか?という話ですが、クリームに含まれるオイルと皮脂やスタイリング剤といった油汚れとを馴染ませて(乳化)落とします。
美容師さんがよく、「シャンプーの前にトリートメントをするとワックスが簡単に落とせますよ~」というアドバイスをしておられますが、これと同様ですね。
ですがそれでも普通のシャンプーと比べて洗浄力に欠けるように思われますし、何より「洗った!」という爽快感が物足りないですね。笑
(KAMIKAは爽快感に関して非常に工夫をされていますので、この点はクリアしています)
クリームシャンプーのデメリットその②・頭皮に合わない場合がある
ここまで何度か「クリームシャンプーはトリートメントに似ている」と述べましたが、実はトリートメントというのは意外と肌トラブルの多い化粧品なんです。
「似ている」というだけでトリートメントそのものではないですから、例えば肌トラブルの原因である陽イオン界面活性剤などは少なめになっているように思われますが……
ただ、上記に挙げた洗浄力の不足と合わせ、特に慣れない使い始めなどは肌トラブルが起こる可能性も否定できません。
対処法としては数日に一度は普通のシャンプーを使用する、あるいはベビーソープなど優しい洗浄剤で2度洗いしてあげるのもオススメです。
「KAMIKA 黒髪クリームシャンプー」の成分について
水の次に多く配合されている「パルミチン酸イソプロピル」は「エステル」という種類のオイルで、サラッとした使用感のオイルとなっています。
一般的なトリートメントにはメインで配合されることは少ないオイルですが、このようなクリームシャンプー・あるいは頭皮にも付けることを想定したトリートメントには比較的よく見かけるオイルですね。
その後に続く「セタノール」も軽い質感のオイルとなっており、クリームシャンプー特有のベタっと重たい感触はかなりマイルドになっていそうです。
そしてクリームシャンプーを語る上で欠かせないのが、↑の成分表で2段目の真ん中、「ステアルトリモニウムクロリド」という成分。
これは「陽イオン界面活性剤」という成分で、基本的にはトリートメントに採用される成分となっています。
ステアルトリモニウムクロリドは「コンディショニング成分」と呼ばれ、シャンプー後の髪のゴワゴワを解消してくれます。
洗濯に使用する柔軟剤も、似た成分で出来ていますね。
陽イオン界面活性剤も界面活性剤の1つなので、汚れを落とすことも出来るのですが……
洗浄力としてはあまり高くないのと、人によって合わない場合があるので、あまり多く採用されることはありません。
ただ、KAMIKAの場合は成分表や公式サイトの説明などを見る限り、「オイルの乳化作用で汚れを浮かせる」というのがメインのようですので……
肌にトラブルを起こすほど多く配合されていることは無いでしょう。
いちおう不安な方は、サンプルから試すことをオススメします。
その他の成分としては、頭皮のコンディションを整えるための植物エキスなどが多く見られることと、あとはクリームシャンプーの弱点である爽快感の無さをカバーするためのメントールなどが目につきますが……
注目はやはり、「黒髪」シャンプーの由来となっている「ヘマチン」や「メリタン」などの成分でしょう。
「KAMIKA 黒髪クリームシャンプー」で髪は黒くなる?
結論から申し上げますと、今現在で白髪に悩んでいる方の髪が黒くなる……ということはありません。
既に出来てしまった白髪は染めなければなりません。
ただ、KAMIKAに含まれる「ヘマチン」や「メリタン(アセチルヘキサペプチド-1)」には確かに白髪の予防効果が期待できます。
そのため、「白髪の予防・防止に期待できるシャンプー」という点ではいい商品だと言えるでしょう。
またクリームシャンプーであることから、カラーの退色の原因となるシャンプーの摩擦ダメージを大きく減らすことが出来ますし、「ヘマチン」にはカラーの色持ちを長くする効果も期待できます。
そのため、白髪染めが長く続くことが見込めるのも嬉しいポイントでしょう。
しかし実際、KAMIKAさんの宣伝などを見ていると、
「確かに白髪を黒く染めるように受け取っても仕方ないな……笑」
という箇所が多く見受けられますので……
知らずに使用して、「全然黒くならないじゃないか!」とガッカリする人もおられるだろうな、という印象がありますね。笑
「KAMIKA 黒髪クリームシャンプー」を実際に使ってみた
手に取ってみますと、乳白色で柔らかめのクリームとなっています。
ダメなクリームシャンプーの特徴として、クリームが固くて頭皮に馴染ませにくいものがありますが……
KAMIKAの場合はそこをクリアしています。
香りは「みずみずしく優しいマリンノートの香り」とのこと。
軽めのフローラルにメントールの清涼感を効かせた涼やかな香りとなっています。
このメントールというのが個人的にはKAMIKAのカギの1つだと思っていて……
クリームシャンプーにおいて「爽快感」というのは非常に重要なパーツなんですね。
クリームシャンプーは一般的なシャンプーと比べて洗浄力も低いですし、油分が多いので重たい仕上がりになりがちです。
そのため、メントールを入れてあげることで不快感を解消したのはファインプレーだと思いますね!
また仕上がりそのものも意外とベッタリし過ぎることはなく、適度にふんわり感が残る仕上がりです。
それでいてクリームシャンプー特有の指通りの良さは健在。
クリームシャンプーが初めての方にも使いやすい商品になっていますね!
まとめ
正直、これまでクリームシャンプーというものにあまり良いイメージは無かったんですが……
この商品は「クリームシャンプーは好みが分かれる」という点に向き合い、弱点を出来る限り解消しようとしている形跡が見られます。
ですので、初めてのクリームシャンプー入門には良い商品だと思いますね!
ご覧いただき誠にありがとうございました!
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※この記事は株式会社ECホールディングスさんのブログリポーターに参加しています。