コスメコンシェルジュのラク太です!
本日も前回に引き続き「L’OCCITAN」より「リペアリングコンディショナー」。
手触りそのものはナチュラルな仕上がり。
ですがロクシタンのヘアケアはツヤ感が良いですね。
セットのヘアマスクとの相性も上々です。
「ファイブハーブス リペアリングコンディショナー」についての説明
ロクシタンのコンディショナーについてですが、けっこうサラサラ系のコンディショナーが多くなっています。
基本的にこうした自然派・オーガニック志向のヘアケアブランドというのはシリコーンオイルを嫌い、植物オイルでのケアを好みます。
植物オイルをメインとしたトリートメントはしっとり滑らかなタイプが多いのですが……
一方のロクシタンは植物オイルとシリコンを上手く併用したトリートメントをリリースされていますね。
そのためシリコン系のトリートメントに慣れた方でも使いやすいですが、代わりにオーガニック系トリートメントを好む方には物足りなく感じるかもなあ……という印象です。
成分について
一般的なコンディショナーでは「水」「グリセリン」の次辺りにシリコンなどの油分が来るかと思いますが、ここでは「ジステアロイルエチルジモニウムクロリド」というコンディショニング成分が来ていますね。
実際に使用した感想としてオイル感が少なく、非常にナチュラルな仕上がりに感じましたが、もしかしたらこの辺りにも要因があるかもしれません。
コンディショニング成分というのはシャンプー後の髪のゴワゴワを解消する成分で、コンディショナーやトリートメントには必須の成分です。
中でも「ジステアロイルエチルジモニウムクロリド」は植物由来で(比較的)低刺激。
海外の自然派ヘアケアによく見られる成分ですね。
その後にはサラサラ感や滑らかさなどを演出するためのオイル類が来ます。
ヤシ由来のエステルオイルである「(カプリル酸/カプリン酸)ヤシアルキル」、シリコーンオイルである「ジメチコン」、高級アルコールの一種の「セテアリルアルコール」、べたつきが少なく使用感に優れる「アーモンド油」……
そして「リペアリングシャンプー」と共通する、「ファイブハーブス」の由来となる芳醇な香りを生み出しているオイルが続きます。
すなわち「オレンジ・ラベンダー・ニオイテンジクアオイ(ゼラニウム)・イランイラン・アンゼリカ」の5つのエッセンシャルオイルですね。
誤解を招く言い方になるかもしれませんが、コンディショナーとして飛びぬけた何かがあるというタイプではありません。
それよりも一般的なコンディショナーをロクシタン流に使用感を調整したり、他のヘアケア製品との相性をこだわったり……
そんな結果生まれたというようなコンディショナーになっています。
「髪がパサパサゴワゴワでどうしようもない!」みたいな人が使うのではなく、ロクシタンの主義・思想や雰囲気を愛する方が、日々のメンテナンスとして使用する……
というコンディショナーです。
早い話が、使い続けるごとに良さが分かってくるタイプのコンディショナーでしょう。
実際に使ってみた
生クリームを思わせるようなクリーミーなテクスチャのコンディショナーとなっています。
香りはシャンプー同様か、それ以上にミルキーな印象を受けました。
(どういう香り、と言うと説明が難しいです……申し訳ありません)
非常にノビが良い質感となっており、髪馴染みが良いですね!
気になる仕上がりはナチュラル。
特筆すべき点と言えば「軽い」ということくらいで、めちゃくちゃサラサラとか、めちゃくちゃ滑らかということは無いです。
そこはセットのヘアマスクとの併用をオススメしたいですね。
ただ、これ一本でもツヤ感はなかなか。
男性だと「スタイリングがしやすそうな仕上がりだな」という印象を持たれると思いますよ。(サラサラ過ぎるとスタイリングしづらいという男性も多いですので……)
まとめ
自然派・オーガニック志向のコンディショナーというのは、サラサラ感では少し見劣りする傾向があるのは確かです。
ただその代わりクセの無い使用感で、気に入れば飽きずに長年使用できる……と言う商品が多いと思いますね。
ご覧いただきありがとうございました!
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