「マー&ミー ダメージリペア シャンプー・コンディショナー」の成分・使用感解説

コスメコンシェルジュのラク太です!

本日紹介する商品は「クラシエ」より「マー&ミー ダメージリペア シャンプー・コンディショナー」

「マー&ミー」は低価格かつ肌に優しいヘアケアブランドとして、すっかり定着しましたね!

通常のマー&ミーも素晴らしい商品ですが、こちらはそれに加え、ダメージリペア効果が重視されています。

価格も安く、なかなかオススメできる商品ですね!

私事ですが、化粧品会社に勤めている知人が「マー&ミー」シリーズをめちゃくちゃ推してたりします。笑

Amazonで「マー&ミー ダメージリペア シャンプー・コンディショナー」をチェック!

1分で分かる!「マー&ミー ダメージリペア シャンプー・コンディショナー」

シャンプー

・肌に優しく快適な使用感

・ガーリーで幼い印象の香り

・頭皮が敏感で荒れやすい人に〇

・リッチな保湿感でうねり髪の人に〇

・エアリー感、さっぱり感が欲しい人には×

・オイルやワックスをしっかり付けたヘアスタイルの人には△(2度洗い推奨)

コンディショナー

・ミルキーで優しい香り

・強い香りが苦手な人に〇

・軽めでエアリーな仕上がり

・濃厚な保湿感が欲しい人には×

「マー&ミー ダメージリペア シャンプー・コンディショナー」についての説明

引用元:https://www.kracie.co.jp/products/khp/10163821_21121.html

シャンプーで500円~600円くらいの価格帯って激戦区なんですが、「マー&ミー」はビックリするくらい、しっかりと戦えています。

クラシエさんのプチプラシャンプーは安い順に、

いち髪(通常)→マー&ミー→いち髪プレミアム→ディアボーテ

と非常に種類が豊富なんですが、どれも結構うまくいっている印象です。

値段はさておき、この「マー&ミー」、かなりオススメできるヘアケアブランドです!

もともとクラシエさんはサロン用にもシャンプー・トリートメントを作っている会社ですから、ヘアケアはどれも良い商品ばかりなんですが……

「マー&ミー」は低価格ながら、

・お子さんにも嬉しい低刺激のアミノ酸系洗浄剤を使用

・頭皮の敏感な人に優しい成分配合(グリチルリチン酸2K)

・ミルク由来のダメージケア成分

と、要所をおさえた作りになっています!

「価格を抑えながら、優秀なヘアケア製品が欲しい」という人には、間違いなく候補にあがるブランドですね!

「マー&ミー ダメージリペア シャンプー」の成分について

シャンプーというものは、どれだけ美容効果を謳おうが、結局のところは「洗剤」です。

ですので最も注目すべきは洗浄成分について。

肌には優しく、それでいて皮脂やスタイリング剤などの汚れは落とせるか?という絶妙なバランスが必要です。

その点、マー&ミーのメインをしめる洗浄成分は「ラウロイルメチルアラニンNa」と「ラウロイルヒドロキシエチル-β-アラニンNa」という、低刺激性・洗浄力・泡質のバランスに優れたアミノ酸系洗浄剤がベースとなっています。

また、「パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン」という洗浄剤も上位に配合されていますが、こちらはベビーソープにも用いられる低刺激性に加え、泡質や仕上がりなどを改善してくれる性質を持っています。

洗浄剤以外の美容成分では、大きく分けて2種類に注目です。

それが「乳糖」や「ラクトフェリン」「ヨーグルト液」などのミルク由来成分と、「グリチルリチン酸2K」。

まずミルク由来成分ですが、これらは基本的には保湿効果を持ちます。

髪に水分を与えて健康にすることで、ダメージに強い髪へと導く効果があります。

また、髪はタンパク質で出来ているのですが、これらのミルク由来成分にもタンパク質は含まれていますから、若干のダメージケア効果が見込めるかな?というところ。

ダメージケア効果に関しては美容室専売品と比べてさすがに見劣りしますが、この価格でダメージケア成分が配合されていること自体が珍しいので、仕方ないでしょう。

もう一つの「グリチルリチン酸2K」は、医薬部外品のシャンプーでは「抗炎症」や「フケ予防」の効果が謳える成分です。

まあ、マー&ミーは医薬部外品ではないので、効果効能は謳えないのですが……

ただ、お子さんの頭皮は敏感で、フケも出やすいですから、大切な成分です。

「マー&ミー ダメージリペア コンディショナー」の成分について

美容成分に関してはシャンプーと同様なので割愛するとして、コンディショナーで重要なのは「オイルの重さ」です。

コンディショナーは髪をオイルでコーティングすることで、指通りの良い質感を演出してくれます。

しかし、ただオイルでベタベタにしたら良いわけではありません。

あくまで「シャンプーで無理なく落とせる程度のコーティング」にしなければならず、これが難しいポイントです。

特に最近は低刺激・低洗浄力のシャンプーが好まれるので、コーティングも控えめにしなければなりません。

その点で言えば、このコンディショナーは実際に使用するまで、「ちょっとイマイチかな?」と思っていました。

結論としてはそんなことはなく、オススメできるコンディショナーなのですが、詳しくは後述の「実際に使ってみた」の項目をご覧ください。

「マー&ミー ダメージリペア シャンプー・コンディショナー」を実際に使ってみた

シャンプーについて

香りは「アップル×オレンジブロッサム」

フルーツやフローラル以外に、ミルクのような優しい甘さを感じます。

ガーリーで少し幼い印象の香りですので、人によって好みが分かれるかも?といったところ。

乳白色で、サラサラとしたテクスチャになっています。

近年は泡立てやすいようにネットリとしたテクスチャが多い中、珍しい手触りですね。

ですが泡立てにくさを感じることはなく、フワフワと快適な泡質です。

ただ、オイルやワックスを付けた髪には少し泡立ちが重くなりますので、2度洗い推奨です。

保湿力の高さに加え、洗浄力の優しさもあいまって非常に保湿感のある仕上がり。

少し重さを感じるので、エアリー感やさっぱり感が欲しい人には不向きでしょう。

全体的に「マー&ミー」のコンセプトどおり、優しい印象のシャンプーです。

コンディショナーについて

香りはシャンプー同様「アップル×オレンジブロッサム」ですが、シャンプーよりもミルキーな印象で、より優しい香りです。

「良いコンディショナーを見つけるコツ」というのはいくつかありますが、その中に「シャンプーよりも優しい香りのコンディショナーは良いものが多い」というものがあります。

よく「コンディショナーの香りを長く残したい」と考える人がいますが、「自分でしっかり分かる香り」というのは、他人からすれば強すぎます。

そのため、ちょっと淡いくらいの香りがオススメです!

仕上がりに関してですが、実は最初、あまり期待していませんでした。

なぜなら、シャンプーが低刺激で保湿感たっぷりにしては、コンディショナーも一見するとオイルが重すぎるように感じたからです。

なのでセットで使うと、ベタベタになりすぎるのでは?と考えていたんですね。

ですが実際には軽めの仕上がりで、丁度いいバランスでした!

逆に言えば保湿感が欲しい人には物足りないかもしれませんが、万人受けする仕上がりで使いやすいと思います。

まとめ

お金を出せば、「もっと肌に優しいシャンプー・トリートメント」も「もっと頭皮ケア効果のあるシャンプー」も、「もっとダメージケア効果のあるシャンプー・トリートメント」も、いくらでも存在します。
ただ、
・ドラッグストアで気軽に購入できて
・1,000円以下のプチプラ
という条件ならば、間違いなく「マー&ミー」が第一候補です。
やはり美容室専売品には美容室専売品の良さ、市販には市販の良さがありますので、そういう意味で「マー&ミー」は「素晴らしい市販ブランド」だと感じますね!