「ROOTH シャンプー・トリートメント」の成分解析!口コミ・レビューは?

引用元:https://rooth.botanistofficial.com/product/

コスメコンシェルジュのラク太です!

本日紹介する商品は「ROOTH by BOTANIST」より「ボタニカルスカルプセラムシャンプー&トリートメント ストレート」

ROOTHは人気のBOTANISTシリーズの、半ばネクストブランドのような位置づけになりそうです。

特徴はクローブやアニス(八角)などのスパイスをたっぷり使い、頭皮ケアに重点を置いていること!

「オジサンくさいイメージだった漢方・生薬系の頭皮ケアを、現代風に再構築した」というようなブランドです。

この記事では「ROOTH シャンプー・トリートメント」の、

・コスメコンシェルジュ、化粧品検定1級、化粧品成分スペシャリストなどの資格を持つ筆者による成分の紹介

・実際に使用してのレビュー

・利用者の口コミ紹介

を行います。

ぜひご購入の際の参考にしてくださいね。

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「ROOTH ボタニカルスカルプセラムシャンプー ストレート」の成分

まず、注目すべきはバランスのとれた良質な洗浄成分です。

シャンプーというのは結局のところ「洗剤」ですので、いかに「快適に」「肌に優しく」「不要な汚れはしっかり落とせる」か、というのが最重要になります。

ROOTHに採用されているのは「ココイルメチルタウリンNa」という、洗浄力・泡立ち・肌への優しさのバランスに優れた、個人的にもオススメの洗浄成分です。

また、ココイルメチルタウリンNaの魅力として「すすぎ流しが非常に良い」というものがあり、洗剤が髪や頭皮に残って悪さをする心配がほとんどありません。

それ以外に使用されている洗剤も低刺激なものばかりですね。

特に、「ココイル加水分解コラーゲンK」という、コラーゲン由来の非常に高価な洗剤が配合されているのもポイントです。

配合量は少量なので、効果として実感はしづらいかもしれませんが、やはりBOTANISTのシャンプーはドラコスの中では非常に高いレベルにあるな、と感じさせられます。

単純な洗浄成分で見れば、下手したら3,300円の「BOTANIST プレミアムライン」よりも上かもしれませんね。

それ以外では、「ROOTH」の持ち味であるスパイス系の植物エキスも見られますが、個人的にはそれよりも「植物オイルの豊富さ」が目に留まりました。

植物オイルやエキス、樹液、コラーゲンなどの保湿成分をたっぷり配合し、髪に水分を閉じ込めることで、うねり髪にピッタリな使用感を作り出しています。

また、詳しくは口コミやレビューをご覧いただきたいのですが、メントールの冷感が凄く上手に演出されており、女性はもちろん男性にも使ってほしいシャンプーです。

「ROOTH ボタニカルスカルプセラムトリートメント ストレート」の成分

トリートメントはシャンプー以上に植物オイルがたっぷりです。

植物オイルを豊富に配合したトリートメントは滑らかでツヤのある仕上がりになるほかに、重要なメリットがあります。

それは「シャンプーで落としやすい」ということです。

日中は髪を上質に魅せたり、保護してくれるトリートメントですが、お風呂では「落とすべき油汚れ」になってしまいます。

前日のトリートメントをしっかりシャンプーで落とさないと、「ビルドアップ」といい、蓄積したトリートメントによってギトギト・もっさりした髪質になってしまいます。

「トリートメントをしても髪質が良くならない!」という人は、逆に週に1度ほどトリートメントを使用しない日を設けたり、2回シャンプーをするのがオススメです。

植物オイル以外では、「野菜タンパク」や「コメタンパク」など、植物由来のタンパク質が豊富に配合されているのも特徴です。

この「ストレート」ラインはうねり髪・くせ毛に適したラインとなっていますが、こうしたくせ毛を解消する方法として、「髪の中のスキマを埋めてあげる」ことがあります。

髪はタンパク質から出来ていますが、くせ毛の人はタンパク質が不足し、髪の内部がスカスカになってしまっている場合があります。

そのため、髪の原料であるタンパク質を補給するのがオススメです。

ただ、1つ「?」と感じるのは、「頭皮にも付けてください」と書いてあること。

トリートメントというのは基本的に髪にだけ付けるものですので、頭皮に付けると刺激になり得る設計になっています。

そのため、頭皮に付けるタイプのトリートメントは非常にこだわりを感じさせる作りのものが多いのですが、ROOTHのトリートメントはそこまで頭皮への配慮を感じさせる内容ではありません。

髪に付けるトリートメントとしては非常に優秀だと思いますが、頭皮に付ける意味は正直よく分からないですね……

「ROOTH シャンプー・トリートメント」の使用感レビュー

シャンプーは「清らかで気品のあるマンダリンとクローブの香り」。

フレッシュでスッキリとしたマンダリンと、甘さもありつつスパイシーなクローブとが合わさり、非常に爽快な香りになっています。

メンズにもウケの良い香りでしょう。

泡立ちは悪くはないものの、BOTANISTシリーズの中では控えめな部類に感じました。

特徴的なのがメントールの塩梅で、「冷たくはないがメントール感は感じられる」という絶妙なバランスになっています。

サッパリするのに仕上がりはしっとりまとまる不思議な使用感は必見です。

トリートメントは「穏やかで気品あるジャスミンとクローブの香り」。

甘いジャスミンをベースに、クローブのスッキリ感がアクセントになっています。

ベリーに似た酸味も感じられますね。

香りというのは価格によって非常に左右されるのですが、ドラコス価格帯でこれだけ複雑な香りを提供できるのは、さすがBOTANISTだと感じます。

かなりコッテリ感のあるテクスチャで、非常に髪馴染みが良くなっています。

適度な保湿感と滑らかさ、ツヤ感は感じますが、重たくはならない良いバランスです。

ただ上述の通り、頭皮に付ける意味はやっぱり感じないですね。

利用者の口コミ

※口コミは@cosmeからの引用です。

・35歳/乾燥肌 点数6/7

「大人向け、地肌環境に着目したシャンプー&トリートメントです。

こちらはうねりを抑えるタイプで、ストレートな髪を目指すことができます。

香りがとても良くて、シャンプーとトリートメントで2つの香りが楽しめます。

シャンプー→マンダリンとグローブの香り。
トリートメント→ジャスミンとグローブの香り。

トリートメントは地肌にも潤いを与えるタイプで、すすぎはなめらかさが残る程度でオッケー。

スッキリして良いです。

同じシリーズのボリュームタイプも使ってみたいなと思いました!」

引用元:https://www.cosme.net/product/product_id/10226664/review/511281854

一般的に、メントール配合のシャンプーは女性受けが悪いのですが、ROOTHのメントールの使い方は非常に面白くオススメです。

地肌に付けるトリートメントですが、トリートメントを地肌に残すのは肌トラブルの元ですので、すすぎは念入りにお願いしたいです。

・35歳/乾燥肌 点数:6/7

「髪のタイプごとのバリエーションが多いボタニスト。

このストレートタイプは
・髪のうねり・広がりが気になる人
・まとまりのある仕上がりが好みの人
・地肌と髪の両方を本格ケアしたい人
にお勧めのシャンプー&トリートメント

複数のスパイスをブレンドした「モイスチャースパイスセラム」配合で、健やかな髪と地肌に導いてくれます。

シャンプーは
マンダリンとグローブの香り
ほんのり甘くて、どちらかと言うとすっきり目な香り。
きめが細かく、柔らかい泡立ちで軋まず洗えました。

トリートメントは、
ジャスミンとグローブの香り
シャンプーより甘くい香り。ジャスミン?かは分からないのですが、スッキリフローラル系な香りでした。
流した後の髪もしっとりとしてて良い手触りでした。

ボタニストは、甘くてフルーツみたいなジューシーな香りの印象がありましたが甘さを抑えた香りなので、男性と使いやすいかと思います。

また、うねりを抑える特徴ですが、そのままぶわーっと乾かすと、あまり効果を感じませんでした。
髪を引っ張りながら乾かすと、うねりが伸びやすくなって、落ち着いてくれるのかな?と思います。」

引用元:https://www.cosme.net/product/product_id/10226664/review/511245481

ROOTHに限らず、「うねり髪ケア」のような商品は、すぐに効果が現れるものではありません。

少なくとも1ヶ月以上は継続して見てほしいと思いますね。

香りはスパイス感が苦手という人もいそうですが、個人的にはお気に入りです。

男性にもオススメですね。

まとめ

BOTANISTはベーシックラインが既に完成されているだけに、ネクストブランドはどうなるか疑問でしたが……

なかなか独自色のある使用感で、十分に差別化できていると感じました。

特にシャンプーがオススメですので、まずはそちらから試すのも良いですね!