2019/11/29追記
ラク太です!
本日紹介するのは「FILMEGG(フィルメッグ)シャンプー」。
このところ近所のマツモトキヨシで、本体は置いていないのにトライアルセットだけ販売されているのを見かけます。
先に言ってしまいますとこのフィルメッグシャンプー、素材といい使用感といい、ドラッグストアのレベルを超えていると言って良いかと思います。
ただ、かなりクセのある商品で・・・
安易にオススメ!と言えないものになってしまっていますね。
「FILMEGG(フィルメッグ)シャンプー」についての説明
フィルメッグ=フィルム・エッグ、即ち卵の中の薄皮、卵殻膜をウリにした商品ですね。
複数種のアミノ酸やコラーゲンが含まれる、優れた成分です。
ヘアケア用品への使用では、大手サロン用品メーカーである「デミコスメティクス」さんが好んで使用されていますね。
(ウェーボワックスの会社と言うと伝わりやすいかと思います)
さて、最近ドラッグストアでもトライアルセットをよく見かけるこのシャンプーですが・・・
前書きでも述べた通り、基本的には非常に上質なシャンプーだと言えます。
使用されている成分はそのほとんどが優秀なものばかり。
ただ一点、「これが入ってるシャンプーをメインでは使いたくないな・・・」というものがあるんです。
また、個人的に解決法といいますか、「自分ならこう使うな」という使用法も思いついたので、よければご覧ください。
成分について
マイルドなアミノ酸系洗浄剤の中で、どちらかと言えばさっぱり寄りの「ラウロイルメチルアラニンNa」。
そしてしっとり寄りの「ココイルグルタミン酸2Na」という組み合わせですね。
アミノ酸系の弱点である泡立ちを補強する「コカミドDEA」も加わり、多くの方にとって心地よく使用できるかと思います。
「アラビアゴム」なんかも少量ですが、使用感向上に貢献しているでしょう。
フィルメッグのウリである「加水分解卵殻膜」から始まる成分は見事ですね。
卵殻膜・羊毛ケラチン・コラーゲン・クレアチンがダメージケアや保湿効果を生み、ハリコシのある髪へと導いてくれます。
シルク系の成分が2種類配合されているのは、あまりハリコシを出し過ぎてゴワっとさせてしまうと、「たまご髪」のイメージから離れてしまうと考えたのでしょうか。
また「腐植土抽出物」には、「フルボ酸」と呼ばれるエイジングケア成分が含まれています。
ここまでは非常に素晴らしい成分ばかりですが・・・
「べヘナミドプロピルジメチルアミン」はシャンプーには入っていて欲しくないですね。
これは本来トリートメントに配合されるコンディショニング成分です。
中でも3級カチオン界面活性剤と呼ばれるもので、一般的な「~クロリド」や「~ブロミド」といった4級カチオンと比べればマイルドですが・・・
個人的に毎日の使用は避けたいな、と感じます。
またこうしたコンディショニング成分というのは、
洗浄→コンディショニング
の流れが常に完全に機能するわけではなく、お互いがお互いを邪魔してしまったりすることもあります。
このシャンプーの場合、ただでさえ洗浄力はかなり低めに設定されている上、同じくフィルメッグのトリートメントはかなり重ためなので・・・
最初は心地よく使用できても、使い続けるうちにイマイチな質感になっていってしまう可能性があります。
実際に使ってみた
上述の通り、色々と使いづらさはありますが・・・
逆に言えば、週に1度や2度くらいの使用なら素晴らしいシャンプーですよ!
香りはフローラルムスク。
ムスクはジャコウジカの香料ですね。
とはいえ、現在使用されるムスクは全て合成香料です。
最初、嗅いだ瞬間は複雑に感じますが、最後はスッキリまとまっていく・・・
かなり好きな香りです。
使用感は快適そのもの。
洗浄剤の印象的に泡立ちは弱いものと思っていましたが、そんなこともありません。
仕上がりは手触り良くなめらか。
しっとりまとまります。
まとめ
1度や2度なら快適だが、使い続けると肌へのリスクや使用感が気になる・・・
トライアルセットはドラッグストアで簡単に手に入るが、本体は売ってないことも多い・・・
あれ?
これ、トライアルで十分じゃない?
というわけで、私ならトライアルを1~3個ほど用意しておき、大切な用事の前などに使用する、という形をとります。
それか、次回の記事に予定しているトリートメントのみを購入しますね。
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