【人気サロン監修】「オーシャントリコ アンサーシャンプー」の成分・使用感解説

2020/11/5 画像が見れなくなっていた問題を修正しました。

 

コスメコンシェルジュのラク太です!

本日紹介する商品は「オーシャントリコ」より「アンサーシャンプー」

 

もはや説明不要、人気No.1メンズサロン「OCEAN TOKYO」さんがプロデュースしたシャンプーですね。

 

そんな「OCEAN TOKYO」がプロデュースするヘアケアブランド、「オーシャントリコ」ですが、どうやら雑貨屋やドラッグストアで手の届きやすい値段にするため、様々な苦労があったようで……

今回はそういった点も見ていきましょう。

 

「オーシャントリコ アンサーシャンプー」についての説明

アンサーシャンプー
「オーシャントリコでシャンプーを出してほしい!」という声は、以前から非常に大きいものがありました。

これまではワックス、スプレー、アイロンが発売されていましたが……

 

やはりファンとしては、シャンプーが一番気になるところではあるかと思います。

 

私自身オーシャントリコは好きなブランドで、三科光平さん(OCEAN TOKYO Harajuku代表取締役)がYouTubeに上げておられる動画もよく拝見しています。

 そのため、私もこの「アンサーシャンプー」の発売には心が躍りましたね!

 

「OCEAN TOKYO」さんではこれまで「デミコスメティクス」の「フローディア」というシャンプーを使用しておられまして、これも非常に良いシャンプーでしたが……

 現在はこの「アンサーシャンプー」に切り替えておられるようですね。

 


男性女性に大反響✨アンサーシャンプー❗️

 ↑三科さんが動画で開発秘話やこだわりポイントなどを話されています。

 

要約しますと、

・開発にかかった期間は2年で、その間お客さんからシャンプーに求める要素などを聞いて回った

・アンケートの結果から高級な素材を沢山入れたが、「1,500円で売りたい!」という思いから調整を余儀なくされた

・三科さん個人は世間の硫酸系叩き・シリコン叩きに懐疑的で、ラウレス硫酸なども「質感調整程度なら配合しても良い」という考えだが、世間のイメージが悪いと断念

 といったところでしょうか。

 

三科さんは成分に関する勉強をされた経験があるらしく、成分に関しては非常にこだわりがある様子ですね。

 では、気になるその成分について見ていきましょう。

「オーシャントリコ アンサーシャンプー」の成分について

アンサーシャンプー 成分
洗浄剤として一番多い成分は「コカミドプロピルベタイン」。

 いわゆる「両性界面活性剤」と呼ばれる成分で、これ自体にも洗浄力はありますが、どちらかと言えば泡立ちを良くするなどの補助的な役割が大きいですね。

 

それに続くのが「ラウロイルメチルアラニンNa」。

こちらはアミノ酸系洗浄剤の中でも特に代表的なものです。

肌への低刺激性と洗浄力とのバランスが良い洗浄剤ですね。

 

コカミドDEA」「ジステアリン酸PEG-150」は「非イオン界面活性剤」と呼ばれる成分で、泡立ちを良くしたり、ジェルのようなトロミを付けて物理的に泡立てやすくしたりしてくれます。

 

続く「ポリクオタニウム-51」は通称「リピジュア」と呼ばれる、非常に優れた保湿成分です。

 

 

ここまでですと「メンズ向けにしっかり洗えるシャンプーを作りました!」という感じではありませんが、その後に「ココイルグリシンK」「ココイルグリシンNa」といった、アミノ酸系の洗浄剤の中ではサッパリとした使用感の洗浄剤が来ています。

全体的にバランスの取れた洗浄力で、男女ともに使いやすいのではないでしょうか。

 

その他の添加剤は非常に豪華ですね!

 

先ほど紹介したリピジュアに加え、各種アミノ酸によってなかなかの保湿感が得られます。

 それ以外では、頭皮のエイジングケアに関する成分が豊富に見られますね。

 

「アンサーシャンプー」のウリの一つになっている「EGF(合成ヒト遺伝子オリゴペプチド-1)」や「FGF(ヒトオリゴペプチド-1)」に加え、「水溶性プロテオグリカン」、「腐植土抽出物」、そして動画内で三科さんがこだわりの成分の1つに挙げている、「ナールスゲン(カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル)」などがそれに当たります。

 

シャンプーというのはすぐに洗い流すものですから、上記の成分がどれだけ効果を発揮するかと言われれば微妙なところですが……

 一つ一つの成分は非常に優秀なものであること、複数種を組み合わせていることから、評価したいポイントだと思います。

 

他にはダメージケア、パーマ・カラーもちの向上など、シャンプーの成分としてトップクラスに優秀な成分である「ヘマチン」も見られますが、これは極々微量の配合ですね。

 

成分の説明は慣れない方にとっては非常に苦痛だという方も多いでしょうから、出来る限り簡潔にはしたいのですが・・・

 最後に一つ、このシャンプーの特性を語るうえで外せないものが有ります。

 

それは「ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン」と「ビス(PEG/PPG-20/20)ジメチコン」です。

 これらは俗にいう「シリコン」です。

 

すなわち、この「アンサーシャンプー」はシリコンインシャンプーではあるのですが……

 動画内でも語られている通り、現在のシリコンに対する悪いイメージは「作られたもの」である部分が大きいです。

 

余りに過度な量が蓄積すれば取り除いてあげる必要がありますが、基本的にはなんら避ける必要のないものです。

 

個人的に、サロンでトリートメントをオーダーすることはあまり無いので……

「シャンプー1本で仕上げる」ことを考えれば、シリコンインも悪くないかと思います。

「オーシャントリコ アンサーシャンプー」を実際に使ってみた

アンサーシャンプー 詳細

「オーシャントリコ」と言いますと、人気のメンズ香水「ライジングウェーブ」の香りも人気の理由の一つですが……

動画内で「アンサーシャンプー・トリートメントはライジングウェーブの香りではない」と述べられています。

 

この発表には個人的に、少しショックだったのですが・・・

実際に使用したところ、これまでの「オーシャントリコ」製品と非常にイメージの近い香りです!

 

正確には、ライジングウェーブよりも少し甘めかな?と思いますね。

女性にもウケが良さそうです。

 

使用感としては、ジェル状で非常に泡立てやすいですね。

実際にオーシャントーキョーのサロンワークで使用されているのも納得の、使用感の良さがあります。 

 

筆者はダメージの少ない髪質のためストレスなく使用できましたが……

「優しく洗っているからスムーズに仕上がる」というよりは、「ある程度しっかり洗った後に保湿することでスムーズに仕上げている」という印象を受けました。

 

そのためダメージ毛の方の中には、きしみを感じる方もいるかもしれません。

 

全体的に男性好みの使用感と思いますが、スッキリめのシャンプーが好みの女性にも良いチョイスとなりそうですね。

まとめ

全体としては、さっぱり系の洗浄剤を保湿成分やシリコンでまとめた、という印象です。

 

1度や2度使う分にはほとんどの方が快適に使用できると思います。

ですが極度のダメージ毛方の場合、毎日使用していると、やがて合う・合わないが出てくるかもしれませんね。

 

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