ラク太です!
本日紹介するのは「コーセー」から「スティーブンノル カラーコントロールシャンプー」。
ドラッグストア商品で「カラーケア」を目的とした商品はまだまだ少ないように感じますね。
では実際のところ、どれほどのカラーケア性能があるのでしょうか?
「スティーブンノル カラーコントロールシャンプー」についての説明
「スティーブンノル」はアメリカ・ニューヨークのトップスタイリスト。
そのスティーブンノルさんとコーセーとのタイアップ商品が、この「スティーブンノル ニューヨーク」というヘアケアブランドです。
かなり長い間、ドラッグストアや雑貨屋で「ちょっとお高めのシャンプー」の位置をキープしていますよね。
今年(2019年)の 春にリニューアルされ、
・名称から理想とする髪質が分かりやすくなった
・成分が少し豪華になりました。
という変化がありましたが、正直なところあまり変わった感じはしないです……
スティーブンノルの発売当初はともかく、現在では1,500円~2,000円の価格帯ですと、雑貨屋はもちろんドラッグストアにも強力なライバルが数多く出現しています。
同じコーセー商品ではジュレームがリニューアルによって非常に優秀になっていますし、
価格を考えなければ、同じスティーブンノルからプロフェッショナル版が出ています。
(ただ、スティーブンノルプロフェッショナルは一般ではそう手に入りませんし、価格も普通のスティーブンノルの倍ほどします)
ですので少し影が薄くなってしまっているのですが……
そんな中、注目したいのが今日紹介する「カラーコントロール」シリーズ。
市販のカラーケアと言いますと、最近私の大好きな「ココンシュペール」からカラーケア用のヘアパックが発売されましたが……
↑Amazon価格だと900円とプチプラ。オススメです。
カラー用のシャンプーはドラッグストアでは少ないですよね。
ですので最もアイデンティティを感じる商品です。
成分について
ベースとなる洗浄剤は「ココイルメチルタウリンNa」と「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」。
「ココイルメチルタウリンNa」は低刺激ながらさっぱりと洗える、使い勝手の良い洗浄剤です。
「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」は、一般に嫌われがちなラウレス硫酸などと同程度の洗浄力・刺激性を持ちますが、
とにかくモコモコに泡立つため、今回のようにサブの洗浄剤として使う分には嫌いじゃありません。
カラーケア用としては少し洗浄力高めですが、ドラッグストア商品として見ればこれくらいの方が使い勝手が良いでしょう。
「ツベルアエスチブムエキス」はトリュフから抽出したエキスで、スティーブンノルシリーズの目玉成分の一つ。
トリュフと聞くと何となく凄そうに感じますが、要するにアミノ酸だと思うので、特別なにか凄い効果があるわけでは無いかと。
ですがもちろんアミノ酸には保湿やちょっとした補修効果があり、有用な成分であることは間違いありません。
その他、特筆すべきポイントとしてはカチオン界面活性剤である「ベヘントリモニウムクロリド」が、微量ながら配合されていますね。
「ルンタ」や「フィルメッグ」の回で述べましたが、本来ですとこうしたカチオン界面活性剤は、
頭皮への刺激や洗浄力が不安定になるリスクから、シャンプーには適しません。
ただ、カラーケア用シャンプーにカチオン界面活性剤を配合する、というのは結構メジャーではあります。
本格的なサロン用品にもそうした処方が見られますね。
成分だけを見ると「めちゃくちゃカラーケア重視!」という感じもしませんが、おそらくpHが酸性に寄せられていると思います。
カラーやパーマを行うと髪はアルカリにシフトしますからね。
ですのでカラーケアシャンプーとしての要所は抑えられているかと。
実際に使ってみた
スティーブンノルシリーズの口コミを見ますと、「使用感は良いが香りがオバちゃん臭い」みたいな内容がチラホラあるんですね。
なんとなく分かります。笑
説明には「グリーンフローラルムスクの香り」とあり、実際に嗅いでみますと、
実にフローラルらしいフローラルです。
凄く上品な香りなんですが……
何と言えば良いでしょうか、「華やかな上品」というより「古風な上品」という印象です。
そういった部分が「オバちゃん臭い」という評価に繋がるのではないでしょうか。
使用感はなかなか拘りが見えます。
ねっとりとしたテクスチャーで泡立てやすく、さっぱりと洗えます。
単純に使用感だけで言えば、気に入る方も多そうですね。
まとめ
Amazonで見たところお値段2,000円と、けっこう値が張ります。
雑貨屋さんですと、「シュワルツコフ」さんのカラーケア用シャンプーがなかなか出来が良いと感じていて、(こちらも最近リニューアルした記憶があります)
お値段も手ごろでオススメです。
しかし何度か述べた通り、ドラッグストア商品でカラーケアを目的とした商品はまだまだ少なく、ドラッグストアで選ぶなら十分候補に挙がる商品かと思います。
ご覧いただきありがとうございました!
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