ラク太です!
本日も昨日に引き続き「フィヨーレ」から「ファシナート トリートメントAC」の紹介記事となっております。
この「ファシナート・AC(アミノコントロール)」シリーズはスカルプケアをウリとした商品なのですが……
スカルプケア製品におけるトリートメントの立ち位置は複雑です。
普通、トリートメントは頭皮に付けませんからね。
その点、こちらの「ファシナート トリートメントAC」は、かなり有意義なものだといって良いかと思います。
「ファシナート トリートメントAC」についての説明
この「ファシナート・AC」というシリーズ、一番のウリは頭皮のニオイ抑制などのスカルプケアですが、
「髪のうねりケア」という側面も押し出されているんですね。
シャンプーの記事では触れませんでしたが……
ただ、少なくともシャンプー・トリートメントに関しては、そこまでクセ毛に効果的かな?という印象です。
フィヨーレさんの公式サイトで、実際にサロンでファシナートが使用されている動画を拝見しましたが……
抑えるというよりは、「コントロール」の名前の通り扱いやすくする、という印象でした。
私はまだ試せていませんが、ファシナートにはアウトバストリートメントもあります。
うねりケアを優先にする場合、良ければそちらもチェックしてみてください。
成分について
このトリートメントは いわゆる「低カチオン処方」になっています。
「カチオン界面活性剤」とは多くのトリートメントにおいてメインに配合される「~クロリド」「~ブロミド」といった成分を指します。
シャンプー後の静電気によるゴワゴワを解消してくれる働きがあり、トリートメントの使用感を高めるために必要不可欠な成分です。
ただ、肌への刺激がかなり強く、人によっては頭皮や、髪が触れる首筋などが荒れる原因となってしまいます。
ですのでスカルプケアシャンプーにおいて低カチオン処方はマッチしていると言えるでしょう。
ただ、全く配合されていないわけではありません。
上記の成分表で真ん中より少し下、「べヘニルPGトリモニウムクロリド」から「ステアルトリモニウムクロリド」までがカチオン界面活性剤となります。
ただ、この最後の方にズラーっとカチオンが並ぶのはフィヨーレのトリートメントには特有で、
私は以前に「Fプロテクト」のヘアマスクをレビューさせて頂きましたが、その場合は他にメインとなるカチオン界面活性剤が配合されていました。
そのためこの「ファシナート トリートメントAC」に配合されるカチオンは、一般的なトリートメントと比べかなりの微量と言えるかと思います。
ただ、カチオンが少ないということは、それだけ使用感は物足りなくなりがちです。
このトリートメントの場合も、ドライヤーやアイロンの熱ダメージをケアする「γ-ドコサラクトン」が加わってはいますが、基本的に成分はシャンプーの流用です。
ペリセアやヘマチンなどの優秀な成分も配合されていますがごく微量で、目立って感じる効果は保湿感がメインでしょう。
ただ値段がお求めやすいこと、スカルプケアシャンプーとセットのトリートメントとして良くマッチしていることなど、十分有意義な商品だと考えます。
実際に使ってみた
ファシナートは香りが良いです。
ヘアケアにハマる前、フェミニンな香りと言えば、こってりと重い、甘ったるくてクドい香りをイメージしていました。
昔ながらの海外製フレグランスのイメージですね。
それに対してこの「ファシナート・AC」は、同じフェミニンな印象の香りでもまとまりがあり、落ち着いています。
シックな香りです。
手に取ったテクスチャは平均的。
トリートメントと聞いて真っ先にイメージする質感です。
使用感ですが……
正直、単純な質感で言えば、物足りなさはあります。
指通りそこそこ、保湿感そこそこ。
やはり低カチオン処方の低刺激性がメインに来るトリートメントかと思います。
良く言えばクセの無い使用感なので、お気に入りのアウトバストリートメントで仕上げてあげましょう。
まとめ
Amazon価格では1,350円。
雑貨屋で購入できる一般的なサロン用品は1,500円前後がボリュームゾーンなので、それより少し安いかな、というラインです。
フィヨーレさんの商品では以前に「Fプロテクト」を紹介いたしましたが、個人的な印象として、
シャンプーはファシナート、トリートメントはFプロテクトが気に入りました。
ただ、ファシナートはシャンプーとトリートメントの相性が割と考えられていると感じます。
そのため、スカルプケアをメインとする場合はファシナートで揃えるのも良いでしょう。
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