2020/11/5 画像が見れなくなっていた問題を修正しました。
コスメコンシェルジュのラク太です!
本日紹介する商品は「オーシャントリコ」より「アンサートリートメント」。
監修を手掛けたカリスマ美容師、三科光平さん自ら「ツルツル感に注目して欲しい」と述べる、こだわりのトリートメントです。
「オーシャントリコ アンサートリートメント」についての説明
「オーシャントリコ」は、言わずと知れた人気メンズサロン、「オーシャントーキョー」さんがプロデュースするヘアケアブランドです。
そのモットーは「プロが作る市販品」。
あくまで「市販品」ですので、価格などにもこだわりがあり、他の市販シャンプー・トリートメントと同等の価格帯(1,500円)で出すために、様々な苦労があったようですね。
↑詳しくはこちらの動画をご覧ください!
さてこちらの商品ですが、上記の動画内で三科さんは「ツルツル」「違いが分かりやすい」といった表現を多用されていますね。
その点に関して成分と、実際に使用した感想からお伝えできればと思います。
成分について
トリートメントのベースとなる油分は「セテアリルアルコール」。
一般的に使用される「ジメチコン」などのシリコンと比べれば、かなり軽めの質感になります。
とはいえ、成分表で5番目に位置する「ミネラルオイル」がかなり重い質感を生みますので、全体を通した質感は平均より少し軽め、といったところでしょう。
さて、それ以外で目につくのは、やはりシャンプー同様に保湿効果ですね。
「リピジュア」と呼ばれる優秀な保湿材である「ポリクオタニウム-51」に加え、各種アミノ酸が上質な保湿効果を与えてくれるでしょう。
また、シャンプー同様に上質なアンチエイジング成分も多数含まれています。
それが「EGF(合成ヒト遺伝子オリゴペプチド-1)」や「FGF(ヒトオリゴペプチド-1)」、「水溶性プロテオグリカン」、「ナールスゲン(カルボキシメチルフェニルアミノカルボキシプロピルホスホン酸メチル)」といった成分の数々なのですが……
アンサーシャンプーの記事で私は、「シャンプーとはすぐに洗い流すものだから、これらの上質な成分がどれだけ効果を発揮するかは微妙なところ」だと述べました。
トリートメントの場合は付けてから数分放置しますね。
ですが、今度は別の問題が生まれてしまいます。
それは、「髪にしか付けないトリートメントで、これらのアンチエイジング成分はどれだけ効果的に働くか?」という点です。
全く効果が無いという訳ではございませんし、優秀な成分であることは間違いございませんが……
ただ、ことトリートメントに関して述べるなら、上記の成分表で8行目に存在する「ヘマチン」や「加水分解ケラチン(羊毛)」のような、直接的に髪を補修する成分の量を増やし、上記の成分はその補助に回してあげた方が良いかと思います。
特に「ヘマチン」は髪の補修、カラー・パーマもちの向上など、非常に優れた成分ですが……
「こげ茶色」のような色をしており、ある程度の量を配合すると黒っぽくなります。
しかしこのトリートメントは真っ白です。
すなわち、ヘマチンに関しては効果を期待できるほどの量は配合されていないと考えざるを得ません。
ただ、もちろん入っていないよりはずっと良い成分ですので、「質感重視・少しダメージケア効果も」というイメージで使用していただければと思います!
「オーシャントリコ アンサートリートメント」を実際に使ってみた
アンサーシャンプーよりもさらに甘い香りですね!
かなり濃厚なフルーツ系の香りです。
シャンプーはちょうど男性にも女性にもオススメできるユニセックスな香りでしたが、こちらは少し女性好みかもしれません。
手に取りだした際の質感は固め。
トリートメントの効果を最大限に生かすためには少し髪の水気を切ることがオススメですが、固めの質感のため、あまりに水気を切り過ぎると馴染ませにくいかもしれません。
成分を一見するともう少し重ためかな、と思いましたが、仕上がりは割と軽め。
三科さんが仰っていたツルツル感もキチンとありますね。
エアリーな質感でシャンプー同様、男性好みの仕上がりと言えるでしょう。
まとめ
アンサーシャンプーは洗浄力がそれなりにあるため、基本的にはバランスが取れています。
しかし、トリートメントに加えてヘアオイル、さらにスタイリング剤として「オーシャントリコ クレイ」などと重ねると、次第に重たい質感が出てくるかもしれません。
その場合は2度洗いしてあげましょう。
特に、「オーシャントーキョー」のファンに人気の「モロッカンオイル」などは洗い落ちが少々悪いので……笑