ラク太です。
当ブログをご覧いただいている皆さま、誠に有難うございます!
今回も昨日の「ボタニカルシャンプー バウンシーボリューム」に引き続き、「BOTANIST ボタニカルトリートメント バウンシーボリューム」の紹介をさせて頂きます。
最近、この前書きの部分でダラダラと書きすぎてしまっているな、と反省中でして・・・笑
今回はさっさと本題に入らせていただきます。
「BOTANIST ボタニカルトリートメント バウンシーボリューム」について説明
「BOTANIST ボタニカルトリートメント バウンシーボリューム」は、昨日紹介した「BOTANIST ボタニカルシャンプー バウンシーボリューム」とセットになるシャンプーですね。
優れた保湿力とシリコンに頼り過ぎない設計で、しなやかな「素の髪」に導いてくれる商品です。
トリートメントというものは、それなりに良いシャンプーを作るメーカーさんであっても、「補修効果も何もなく、シリコンでコーティングして終わり」というものも多いものです。
そうでなくとも、私としてはシャンプー・トリートメントのセット使いは基本的に推奨しておりません。
そんな中、このトリートメントは少なくとも、きちんとシャンプーとの相乗効果が図られているとは言えますね。
成分について
水、グリセリン、セテアリルアルコール、ベヘントリモニウムクロリド、ワセリン、アボカド油、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、イソステアリン酸イソステアリル、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ソルビトール、トレハロース、乳酸桿菌/豆乳発酵液、ユズ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、グルタミン酸、センブリエキス、ローズマリー葉水、クロフサスグリ果実エキス、カミツレ花エキス、シロキクラゲ多糖体、シラカバ樹液、リンゴ酸、乳酸、ベタイン、BG、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ステアリルアルコール、セタノール、エタノール、イソプロパノール、安息香酸Na、香料
ベースとなる油分は高級アルコールである「セテアリルアルコール」。
一般的なシリコンと比べて軽めの質感が特徴です。
ボタニストさんはどちらかと言えば重ためのトリートメントを好む傾向にあるので、本来ならこの後にシリコン類が複数種並ぶのですが・・・
この商品の場合、その後にはシャンプー後のゴワつきを抑えるコンディショニング成分である「ベヘントリモニウムクロリド」が来ます。
一応、その後にも「ワセリン」「アボカド油」「イソステアリン酸イソステアリル」と油分が並びますが・・・
いずれにせよ、市販に並ぶ一般的なトリートメントと比べて、かなり軽めの構成だと言えますね。
その他の成分で目につくのは、やはりシャンプー同様に保湿成分の数々。
トレハロース、デンプン、ソルビトールといった糖類と、グルタミン酸などのアミノ酸によるものがメインですね。
他には通称「ぺリセア」と呼ばれる、非常に優秀な補修成分である「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」。
また、「アボカド油」は上質なエモリエント作用(髪を軟化させ滑らかにする作用)を有しています。
シリコンに頼らない場合、どうしても使用感は悪くなってしまいますので・・・
「アボカド油」によって使用感を改善しているのですね。
ただ、こうして見ますとイマイチな点もいくつかは見られます。
まず一つ目に、不要な成分が多いことですね。
まず、「センブリエキス」や「カミツレ花エキス」といった植物エキスは髪よりも頭皮に与える影響が期待されるものです。
シャンプーなら有効ですが、トリートメントに配合したところで効果は薄いと感じますね。
また、「コンディショニング成分である『ベヘントリモニウムクロリド』の配合量が多い」と上述しましたが、それに加えて同様の成分である「ステアロキシプロピルトリモ二ウムクロリド」もそれなりの量が配合されていますね。
こうした成分は「4級カチオン界面活性剤」と呼ばれるものです。
「4級カチオン界面活性剤」は大抵どんなトリートメントにもある程度は配合されるものですが、非常に肌への刺激が強い成分です。
通常トリートメントは頭皮には付けないので、気にする必要はありませんが・・・
この商品はかなり多めのようで、流石に少し気になるところではありますね。
(通販サイトのレビューでも、頭皮のかぶれを気にされている方が何人か見受けられました)
実際に使ってみた
香りはカシス&カモミールです。
かなり酸味のある香りですね・・・
けっこう好き嫌いがハッキリ分かれるタイプだと思います。
個人的にはそこまで・・・という印象です。
こってり系の保湿成分である「グリセリン」をベースに作られているため、濃厚なタッチで馴染ませやすいのが特徴的。
ハリコシ感もありますが、それ以上に保湿感が先に来ますね。
ハリコシ+保湿で「もっちり」というような仕上がりです。
まとめ
この「バウンシーボリューム」シリーズ、コンセプトそのものは非常に素晴らしく、尊重されるべきだとは思います。
ですが、シャンプーはなかなかですが、このトリートメントは少し惜しいポイントもチラホラ。
「ボタニストでハリコシが欲しい!」という方の場合、
シャンプーは「バウンシーボリューム」を、そしてトリートメントは「ダメージケア」を使った方が、理想の髪質に近づけるのではないかな、と。
市販のノンシリコントリートメントの中では優秀な部類ではあります。