コスメコンシェルジュのラク太です!
本日紹介するのは「柳屋本店」より「柳屋ヘアトニック」。
トニックとしては非常にベーシックな商品で、「安くて大容量なぶんオススメできるかな」というくらいのものですが……
こういうクラシカルな雰囲気のコスメ、個人的には大好物です。
こんなあなたにオススメのヘアトニック
- メントールの爽快感が好きな方
- アルコール入りの化粧品が苦手でない方
- 頭皮が固く凝っている方
- ドラッグストアで購入できる大容量のトニックをお探しの方
柳屋ヘアトニックについての説明
柳屋さんは「クールグリース」の阪本高生堂さんと並び、日本のポマードメーカーを代表する会社です。
スタイリング剤はもちろん、「4711ポーチュガル」などもバーバーショップの現場でよく見かけるブランドとなっていますね。
また女性の方ですと「あんず油」がプチプラの自然派ヘアケアということでかなり人気を呼んでいます。
僕は情報収集のために化粧品口コミサイトなどもよく見ますが、LIPSなどでは一時期、あんず油はエリップス並みに人気のヘアオイルとなっていましたね!
そんな柳屋さんのヘアトニックですが、結論から言いますとトニックとしては非常にベーシック。
プチプラ大容量であるという以外は「めちゃくちゃ凄い!」も無ければ「めちゃくちゃダメ!」もありません。
ただ、「トニック全般に言えるちょっと気を付けて欲しいポイント」がありますので、そこを今回は見ていきましょう。
「柳屋ヘアトニック」の成分について
一般的な化粧品ですと、基本的には配合量の多い順番に成分が記載されているのですが……
本品のような「医薬部外品」はその限りではありません。
(最近は医薬部外品でも配合量順に記載してくれている会社も多いのですが、柳屋ヘアトニックは何分ロングセラー商品ですので……)
例えば「その他の成分」でトップに位置する「POE硬化ヒマシ油」は界面活性剤です。
もちろん界面活性剤の中でもスキンケアに用いられる非常に低刺激のものではありますが、トップに来ていては少し問題がありますよね。
恐らく最も配合量の多い成分は「エタノール」になるかと思います。
いわゆるアルコールですね。
実はトニックって、アルコールの配合量の多い化粧品の代表的なものなんです。
エタノールは刺激に感じる方も少なくありませんし、周囲の水分を奪う揮発性があるため乾燥肌の方にはオススメ出来ません。
なので柳屋のトニックに限った話ではないものの、敏感肌・ドライ肌質の方は気を付けておきましょう。
「その他の成分」の中にも代表的な育毛成分である「センブリエキス」などが含まれはしますが、やはり医薬部外品である以上、注目すべきは「有効成分」の欄でしょう。
柳屋ヘアトニックの有効成分は「グリチルリチン酸ジカリウム」と「酢酸トコフェロール」、そして「メントール」の3つとなっています。
それぞれ効果・効能としては「グリチルリチン酸ジカリウム」が抗炎症、「酢酸トコフェロール」と「メントール」は血行促進の作用があります。
メントールは皆さんご存知、スーッとした冷感作用もありますね。
効果としては「荒れた頭皮を鎮めてマッサージ効果を与える」といった具合で、「髪が生える!」とかの凄い効果があるわけではありません。
ですが市販の格安トニックには大抵「ジンクピリチオン」や「ピロクトンオラミン」などの強力なフケ取り用殺菌剤が入っていまして……
デイリーユースに気兼ねなくジャバジャバ使えるトニックが少ないんですよ。
その点柳屋さんのヘアトニックは、「今はこれと言って頭皮の悩みは無いけれど、スカルプケアに興味があるのでトニックを使いたい」って人になかなか適しているかと思います。
実際に使ってみた
このトニック、こうやって中を見ますとけっこうキレイですよね。
だけど外箱がダサい……笑
外箱が原因で敬遠されているというのは割とあるんじゃないでしょうか?
今回は香り付きのものを購入したんですが(他に微香・無香・柑橘があります)、これ……何の香りなんでしょうね?
こういう昔ながらの化粧品って、何とも言い難い香りのものが多いんですよね……
とりあえず、口コミでは「オジサン臭い」というコメントが非常に多いですので、まあ万人受けする香りではないかと……
僕は嫌いじゃないですが。
トニックとしての使用感は非常にベーシックですね。
メントールの冷感も並みか、中の上くらいの冷感でしょう。
「トニックを使ったことが無い」という方にはピッタリかと。
まとめ
上述の通り、柳屋さんはバーバーショップの現場でも愛用者の多いブランドです。
是非お見知りおきいただきたいですね。
(というより、トニック流行ってほしいんですよね……大好きなのになかなか流行らない……)
ご覧いただきありがとうございました!
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